けいたろう
帝京大学vs慶応義塾大学の試合について記事にまとめました!
ここまでの対抗戦では両校ともに接戦を繰り広げてきましたが今回の試合も同じく最後まで目がはなせない接戦となりました!
この記事はまず両校の紹介から次に試合展開、そして試合雑感、最後にまとめという内容になっています。
今回の記事を読めば帝京vs慶應戦がどんな展開で結果がどうであったかわかるようになっています。
それではまず両校の紹介です。
両校の紹介
帝京大学ラグビー部
2008年度の対抗戦で初優勝を飾り、続く2009年度には大学選手権の初優勝を勝ち取る。その後は史上初の選手権4連覇も通過点に前人未到の9連覇を成し遂げた。
また、先のラグビーW杯日本大会では最多のOB7人を送り込み、近年のラグビー日本代表の活躍に大きく貢献している。
今期は前年度で途切れた連覇、そして選手権優勝を取り返すべく、再起を期すシーズンとなっている。
なお対抗戦その他の試合についてはこちらをどうぞ


慶應義塾體育會蹴球部
1899年創部の日本で初めてのラグビーチームとして知られる伝統校。
大学選手権では3回の優勝と1985年の日本選手権ではトヨタ自動車に勝利し、初の日本一に輝いた。
ジャージが黒黄の縞のことから、タイガー軍団とも呼ばれ、「魂のタックル」といわれる泥臭いスタイルが特徴。
近年はタイトルから遠ざかっているが対抗戦の伝統校(慶應、明治、早稲田)で初めてニュージーランドからの留学生を招き入れ、日本ラグビーのルーツ校として巻き返しを図る。
なお対抗戦その他の試合についてはこちらをどうぞ

つづいてメンバー紹介です。
※試合当日に若干の変更あり
帝京
1北隼人→近藤芽吹
17近藤芽吹→小林恵太
22金諒→高本幹也
慶應
12イサコ・エノサ→鎌形正汰
23鎌形正汰→辻田拓史
つづいて試合展開です。
帝京vs慶應 試合展開
前半
前半開始から帝京がフィジカルの強さを活かし慶應陣内に攻め込むと5mライン中央で慶應がラックより前に出てプレーしたためオフサイドのペナルティをとられる。
帝京はここでスクラムを選択し、このスクラムから帝京8番ツイナカウヴァドラがボールを持ち出し、慶應ゴール前までボールを進めると4分にそこで形成されたラックから4番アレクサンダーがゴールへ飛び込んでトライ、コンバージョンも決まり帝京が先制 帝7-0慶
その後のリスタートからは慶應がボールを保持。
帝京陣内でのプレーが続くと11分に帝京ゴール前5mライン左からの慶應ボールスクラムで慶應8番濱野がすぐに持ち出すと帝京ディフェンスは反応できずにそのままゴールに飛び込みトライ 帝7-5慶
ここから帝京はボールを持つも前に落としてしまうノックオンが続きなかなかペースをつかむことができない。
すると24分に慶應は帝京ゴール前でボールをつなぎラックを形成すると最後は慶應6番川合がタックルを受けながらもゴールに飛び込みトライ、コンバージョンも決まり慶應が逆転 帝7-12慶
ここで帝京はその前のプレーでアクシデントがあったのかキャプテンの7番本郷に代えて20番野田を投入。
この後は帝京がボールを保持するもまたもノックオンで慶應にボールを渡してしまう。
すると31分に帝京陣内10mライン付近で形成されたラックから慶應6番川合が持ち出し帝京ディフェンスを振り切って連続トライ、コンバージョンも決まり 帝7-19慶
リスタートから帝京はボールを保持するが再度ノックオンで慶應にボールを渡してしまいこのまま反撃することが出来ずに前半終了
後半
後半、先手をとったのは慶應
3分帝京陣内5mラインのラインアウトモールから慶應2番原田が持ち出してトライ 帝7-24慶
ここから帝京は慶應陣内でボールを保持し、フォワードでボールを継続しながら慶應ゴール前まで迫る。
そして11分にゴールポスト下のラックから帝京3番細木がゴールに飛び込みトライ、コンバージョンも決まり 帝14-24慶
ここから更に追い上げたい帝京だったが14分に自陣でラックより前でプレーしてしまいオフサイドのペナルティをとられると、この後の17分に慶應のラインアウトから再度モールを押し込まれて慶應2番原田の連続トライ 帝14-慶29
これ以上点差を広げたくない帝京はリスタート後の19分、慶應陣10mラインで形成されたラックから帝京8番ツイナカウヴァドラが持ち出し、タックルをされながらもオフロードパスで21番末につなぐとそのまま走りきって左スミにトライ 帝19-29慶
ここからようやく帝京はペースをつかむ。
リスタートからの慶應ボールを取り返しターンオーバーすると22分帝京21番末から12番李にボールが渡り、更に14番木村がボールを受けると自陣10mラインから2、3人の慶應ディフェンスを振り切ってトライ 帝24-29慶
この後も帝京ペースとなるが慶應も相手に対して低くあたる、集中力の高いディフェンスによって最後のところで帝京の猛攻をしのぐ。
そして38分に帝京は自陣から22番高本のキックパスに反応した11番小村がドリブルし、慶應陣5mラインまでボールを進める。しかし、戻りの早かった慶應ディフェンスに圧力をかけられ我慢できずにオフサイドのペナルティをとられてしまう。
このまま慶應はロスタイムまでボールを保持し、ノーサイド!
帝京vs慶應戦 雑感
慶應のディフェンスは試合を通して集中力が高く、体の大きな帝京に対して低く刺さるようなタックルで相手の思い通りのプレーをさせていなかったように思います。
対して帝京はノックオンなどのミスが多く、なかなかペースをつかめない中で点差を離されてしまったのが痛かったですね。
慶應はこれで今シーズンは終了となりましたが帝京に対して9年ぶりに勝利したこの試合が来シーズンへのいいはずみになったのではないかと思います。
また、帝京については試合終了後にラグビー部員にきいたところ安田や尾崎(共に3年)など主力にケガ人が多くいるとのことで選手権にむけてこういった選手たちが戻ってくるとまた楽しみなチームになるような気がします。
なお、秩父宮ラグビー場についての感想としてはコンコースにある売店で昼食を購入したのですが、結構なお値段です。
ポテトフライ、から揚げなどの軽食で350~450円、ソーセージサンド、そばめしなどは700~750円します。
秩父宮ラグビー場では持ち込みについて特に規制はないので事前に用意していくとこをおススメします。
ただし、周辺のコンビニは大混雑し、品切れが続出する場合があるので注意が必要です。
まとめ
- 試合を通して慶應のディフェンスは集中力が高く、帝京に思い通りのプレーをさせなかった
- 帝京はノックオンなどのイージーミスが多くなかなかペースをつかむ事が出来なかった
- 結果は 帝京24-29慶應 で慶應の勝利
慶應は残念ながら大学選手権には出場できずに今シーズンは終了となりましたが最後の最後で勝利したことで来シーズンにつながる試合が出来たと思います。
また、今回の試合には出ていなかった留学生たちがチームにフィットしてくればまた楽しみなチームになる予感がします。
あと、最後になりましたがこの時期のラグビー観戦はとても寒く防寒対策は必須です!
ちなみに私は以前ブログで紹介したワークマンで購入した防寒パンツをはいていきました。
いつもはこのシーズンの観戦は中にユニクロのヒートテックをはいて行くのですが今回は必要ないぐらい暖かかったのでおススメです!
安くて暖かい!ワークマンで購入したムーブアクティブウォームパンツをはいてみた!
これから寒さも更に厳しくなってきますが大学選手権などラグビーはここから一段と盛りあがっていきますので皆さんも防寒対策をしっかり行い、熱い試合を見に行ってみて下さい。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。