関東大学ラグビー対抗戦 早稲田vs帝京を秩父宮で観戦してきた!

けいたろう

今回は2019年11月10に行われた関東大学ラグビー対抗戦の
早稲田大学vs帝京大学の試合について記事にまとめました!

 

 

先日閉幕したラグビーW杯の興奮冷めやらぬ中、秩父宮ラグビー場で行われた関東大学ラグビー対抗戦早稲田vs帝京の試合を観戦してきました。

秩父宮ラグビー場 入り口

手に汗握るスリリングな試合で最後は劇的な展開での幕切れとなりました!
W杯ロスでラグビーに飢えている方も安心して下さい。
大学ラグビーがありますよ!

この記事の内容についてはまず両校の紹介から、試合の展開雑感、最後にまとめとなっています。

今回の記事を読めば早稲田vs帝京の試合がどういう展開で結果がどうだったかわかるようになっています。

それではまず両校の紹介です。

両校の紹介

早稲田大学ラグビー蹴球部

1918年創部の言わずと知れたラグビー伝統校。
大学選手権では最多の優勝15回を誇り、かつては社会人チームを破り、日本一の栄冠を手にした事もある。

また、これまで輩出してきた日本代表選手は数知れず、その戦術は同代表に大きな影響を与えてきた。

ここ数年は大学選手権の優勝からは遠ざかっているが、日本代表にも召集されたスクラムハーフの斉藤を始め黄金世代が最終学年を向かえる。
チームの完成度は大学随一で今期の大学タイトル奪取が期待されるチームの一つ。

帝京大学ラグビー部

2008年度の対抗戦で初優勝を飾り、続く2009年度には大学選手権の初優勝を勝ち取る。その後は史上初の選手権4連覇も通過点に前人未到の9連覇を成し遂げた。

また、先のラグビーW杯日本大会では最多のOB7人を送り込み、近年のラグビー日本代表の活躍に大きく貢献している。

今期は前年度で途切れた連覇、そして選手権優勝を取り返すべく、再起を期すシーズンとなっている。

なおスタメンは以下となっています。

引用元:関東ラグビーフットボール協会

それでは続いて試合展開です。

早稲田vs帝京 試合展開

前半

前半開始早々、帝京のノックオンからのスクラムで帝京がコラプシングの反則を取られる。早稲田はここでペナルティゴールを狙い、スクラムハーフの斉藤が落ち着いて決め、早稲田が先制 早3-0帝

しかし、すぐさま帝京も反撃に出て、前半5分の敵陣10メーターライン付近の帝京ボールスクラムからバックスでつなぎ右隅へフルバック奥村のトライ 早3ー5帝

ここから互いに点の取り合いとなり、10分には早稲田のセンター長田がトライ、その後のコンバージョンも決め 早10-5帝

15分には帝京ウィング尾崎がトライ 早10-10帝

23分早稲田ウィング古賀がトライ、コンバージョンも決まり 早17-10帝

32分にはまた帝京尾崎のトライ、コンバージョンも決まり同点 早17-17帝

ここまでは帝京が早稲田に取られては取り返すの展開だったが35分に帝京尾崎がインターセプトからこの日3本目のトライを決め、終了間際のスクラムで早稲田がコラプシングの反則を取られ、帝京はペナルティゴールを選択し、これを奥村が決めて帝京がリードで前半を終える 早17-25帝

後半

後半も先手をとったのは早稲田で開始早々に早稲田スタンドオフの岸岡が帝京のディフェンスラインのど真ん中をランで切り裂きトライ、コンバージョンも決まり1点差に迫る 
早24-25帝

その後は膠着状態が続くが徐々に帝京がフィジカルで押し込み始め、早稲田ゴール前で早稲田ディフェンスが粘り強く守るという展開

しかし、68分に帝京フォワードの圧力に押し負けてゴールポスト下に帝京プロップ細木がトライ、コンバージョンも決まって、再び帝京が突き放す 早24-32帝

残り10分を切ってなかなか帝京陣地へ攻め込めずにいた早稲田だがペナルティから得た立て続けのラインアウトから、敵陣ゴール前まで迫り、フォワードでフェーズを重ね、最後には74分に早稲田フランカー相良がトライ、3点差に迫る 早29-32帝

その後は79分頃まで早稲田陣地でのプレーが続いたが帝京がハンドの反則を取られ、早稲田が大きく陣地を挽回するも、帝京も必死のディフェンスで前進を許さない。

そして、82分に帝京が粘りのディフェンスから一瞬のスキをついてターンオーバーに成功、これで早稲田万事休す!と思われた矢先に帝京が痛恨のノックオン。

早稲田はここで得たマイボールスクラムからバックス、フォワードとつなぎ帝京ゴールラインまでボールを進め、ここで形成されたラックから84分に斉藤が持ち出し、ラックの上を飛び越えて執念のトライ! 早34-32帝

ここでノーサイド!

最後の最後で逆転に成功し、9年ぶりに帝京から劇的な勝利をもぎ取った。

早稲田vs帝京 雑感

まず、この試合については前の試合が慶應vs明治という事もあって、観客の入りはかなりのものでした。指定席は完売で自由席もスクリーン下の立見席以外はほぼ埋まり、注目度の高さがうかがえました。

試合内容としては帝京がフォワードのフィジカルの強さで一時、優位に立ち始めるも、帝京ディフェンスをいなすような斉藤の早い球出しでディフェンスの的を絞らせず、最後はその斉藤の劇的なトライで早稲田が勝利したまさに斉藤のすごさが際立ったような試合でした。

しかも球出しのスピード、それから判断力もフル出場ながらほとんど衰えず、大学ラグビーの中では頭が一つ二つ抜けた存在という事を改めて感じました。

試合以外の感想としてはやはりトイレの混雑がすさまじかった。

秩父宮トイレ行列

ハーフタイム中に行こうと思いましたが、後半に間に合いそうもなかったので断念しました。これは今に始まった事ではないので建て替え後に期待するしかなさそうです。

ただ、意外にも女子トイレはそれほど混雑しているようすはなかったです。
W杯の影響もあってか女性の姿も増えたように感じましたがまだまだ男性の比率が高いようです。

そして心配だった試合終了後の駅までの道のりについてはバックスタンド出口から外苑前駅の4a出入り口まで歩きました。
やはり道中は歩道がいっぱいになるほど混雑していてなかなか進まず20分ちょっとかかりました。

5歳の息子を連れて行き子供は余計に歩きずらそうにしていたので、小さな子供と一緒の場合は試合終了前に思い切って出てしまうか逆に時間をおいて駅に向かった方が良さそうです。

まとめ

  • 試合を通してスピードの早稲田vsフィジカルの帝京という試合
  • お互いに取っては取り返しの展開で最後は早稲田の劇的なトライで早稲田が勝利
  • 最終スコアは早稲田34-32帝京
  • 早稲田のスクラムハーフ斉藤のすごさが際立っていた
  • 大入りの試合はやはりトイレが大混雑するので注意が必要

W杯終了後、トップリーグの開催も来年1月からとあって、この時期はより大学ラグビーへの注目が高まっているように感じました。

実際に12月1日の早明戦はネットでチケットを確認したところすでに完売となっていました。

私も現地で観戦したかったのですがおとなしく自宅にてテレビで観戦します。

それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。