けいたろう
2019年12月21日、東京秩父宮ラグビー場で行われた大学ラグビー選手権準々決勝 筑波大学vs東海大学の試合。
筑波の9番杉山選手の長短のテンポの良い球出しと東海の10番丸山選手のキックを織り交ぜた多彩なパスからのアタックなど両チームの攻めは見ていてワクワクさせてくれるとても面白い試合となりました。
この記事では両校の紹介と試合展開、結果、それからJ SPORTSなどのラグビーを視聴する方法についてまとめています。
今回の記事を読めば筑波vs東海の試合がどんな展開でどういった結果となったのか、またラグビーを視聴するにはどうすればいいのかがわかるようになっています!
大学ラグビー選手権 筑波大学 東海大学 両校の紹介
それではまず両校の紹介です。
筑波大学ラグビー部
1924年創部。
関東大学ラグビー対抗戦で2012年に初優勝を果たし、2012年と2014年には大学選手権で準優勝している関東の名門。
粘り強いディフェンスとキャプテン杉山優平率いるバックスの展開力が特徴。
OBには先のW杯で大活躍した福岡堅樹がいる。
今期の関東大学ラグビー対抗戦では4勝3敗の4位で2大会連続22回目の大学選手権出場
3回戦で同志社大学に勝利し、準々決勝進出
3回戦についてはこちらの記事をどうぞ

東海大学湘南校舎体育会ラグビーフットボール部
1963年創部。
2007年に関東大学リーグ戦で初優勝を果たし、そこからの4連覇を含む8度の優勝をほこる強豪校。
大学選手権でも準優勝3回。
OBには先のW杯日本代表のリーチマイケル主将とアタアタ・モエアキオラ選手がいる。
愛称は SEAGALES(シーゲイルズ)
今季の関東大学リーグ戦では7勝0敗の1位で15大会連続17回目の大学選手権出場
ここまでの試合についてはこちらの記事をどうぞ


つづいてメンバー表です。

出典:J SPORTS
大学ラグビー選手権準々決勝 筑波vs東海 試合展開
つづいて試合展開です。
前半

出典:J SPORTS
前半開始から10分過ぎまで筑波はキャプテン9番杉山の巧みな球出しから東海陣でボールをキープ。
しかし、東海ゴール前まで攻め込むも東海の粘り強いディフェンスにより得点には至らない。
すると、ここから東海が筑波陣でボールをキープし、迎えた19分筑波ゴール前5mライン左のラインアウトからボールを中央へ動かすとゴール前で形成されたラックから3番中野が持ち出してトライ!コンバージョンも決まり 筑0-7東 東海先制!
ここから互いに攻め合う時間帯が続くが筑波はボールを前に落としてしまうノックオンなどのミスで、東海はラインアウトが安定せず、どちらもミスが重なりなかなか得点することができない。
しかし、前半終了間際に筑波は東海陣でボールをつなぐと22mライン左でできたラックで東海ディフェンスがタックル後、退かなかった為にノットロールアウェイのペナルティを得る。
ここで筑波はショットを選択し、10番山田がペナルティゴールを決め 筑3-7東
ここで前半終了!
後半

出典:J SPORTS
後半も10分過ぎまでは筑波が東海陣でボールを動かすもノックオンが続き、なかなか得点することができない。
すると13分、東海は筑波陣10mライン右の筑波ボールのラックにディフェンスが一気にたたみかけターンオーバーに成功すると、そこからボールを受けたキャプテン12番真野が後方のスペースへキック、これに反応した10番丸山が右スミで押さえトライ!難しい位置でのコンバージョンも決まり 筑3-14東
ここから再度筑波が9番杉山の早い球出しから東海陣でボールをキープし、ゴール前まで迫るも集中した東海ディフェンスにはばまれここでも得点には至らない。
そしてこの後はスクラム、モールで優勢の東海がボールをキープし、36分筑波陣10mライン右のラインアウトからボールをつないで10番丸山がアドバンテージが出ているのを見計らって思い切りよくドロップゴールを狙うもわずかに右に逸れる。
それでも38分、先ほどのアドバンテージからの筑波陣22mライン右ラインアウトでモールを組み、一気に押し込んで16番黒田が押さえトライ! 筑3-19東
そして東海はこの後のリスタートからボールをつなぎ、自陣10mライン右から7番レキマ・ナサミラがディフェンスをかわしながら大きく前進し、フォローに入った21番中村へパス、そこから右サイドを駆け上がってきた14番林にパスが通り、走り切ってトライ! 筑3-24東 東海ダメ押しのトライ!
ここでホーンが鳴り、ノーサイド!
大学ラグビー選手権準々決勝 筑波vs東海 試合雑感

出典:J SPORTS
前半から後半の序盤までは筑波9番の杉山選手の早い球出しからのテンポのよいアタックで競った展開となりましたが後半中盤からはフィジカルで勝る東海がスクラム、モールなどのセットプレーでボールをキープし、うまく得点を重ねました。
筑波は後半2度ほど東海ゴール前まで攻め込みましたがトライを取り切る事ができなかったのが痛かったですね。
逆に言うとここでトライを取らせなかった東海の集中力の高いディフェンスが素晴らしかった。
あとは東海10番の丸山選手の活躍が目を惹きました。
キックパスを織り交ぜた展開と相手をしっかり止めるタックル、そして後半最初のトライではスピードがあるところも見せました。
東海が優位に試合を運べたのも丸山選手の好守にわたる活躍が大きかったように思います。
ラグビーをテレビやネットで見る方法
ここからは私が筑波vs東海戦を観戦したJ SPORTSなどのラグビーを視聴する方法について解説していきます。
まず、ラグビーの試合をテレビやインターネットで観戦するには以下の方法があります。
- 地上波・・・NHK、日テレなど
- 衛星放送・・・NHK BS1、J SPORTS、WOWOWなど
- インターネット・・・J SPORTSオンデマンド、WOWOWオンデマンド、DAZNなど
それでは一つずつ解説していきます。
地上波
まずNHKについては早慶戦や早明戦、それから大学ラグビー選手権の準決勝、決勝、日本選手権の決勝など主要な試合のみ放送。
日テレは日本代表戦などの主要な試合を放送。
衛星放送
BS1ではトップリーグの試合を毎週1~2試合程度放送。日本代表戦も放送。
J SPORTSは高校ラグビー、大学ラグビー、トップリーグ、日本代表、スーパーラグビーなど様々なカテゴリーのラグビーを放送。
WOWOWはシックスネーションズやワールドラグビーセブンズシリーズなど海外ラグビーがメイン。
衛星放送 | 月額 |
BS1 | ¥2,230(税込み) |
¥2,944(税込み)※1 | |
WOWOW | ¥2,530(税込み) |
※1 基本料金+J SPORTS4チャンネル視聴料
インターネット
J SPORTSオンデマンドもWOWOWオンデマンドも基本的には衛星放送と同じ内容のものを放送。
ただし、J SPORTSオンデマンドのみで放送しているものもある(大学ラグビー春季大会など)。
DAZNはトップリーグ開幕戦は全試合放送。それ以降は主要試合のみ。
インターネット | 月額 |
J SPORTSオンデマンド | ¥1,980(税込み)※1 |
WOWOWオンデマンド![]() |
¥2,530(税込み)※2 |
DAZN![]() |
¥1,925(税込み) |
※1ラグビーパック(13歳以上〜25歳以下はU25割で¥980)
※2衛星放送契約者は追加料金なしでオンデマンドも視聴可能
結論から言うとJ SPORTSは国内外の様々なラグビーをカバーしてくれるのでラグビー観るならJ SPORTSがおススメです!
私も当初は「月2~3,000円かぁ・・・」と思っていましたが飲み会1回削れば払える金額なので少ないお小遣い(笑)でも十分やり繰りできています。
今ではラグビーの試合を豊富に揃えているJ SPORTSは私のラグビーLIFEに欠かせない存在になっています!
※放送予定についてはこちらからご確認ください。
なお、加入月は無料で視聴できるキャンペーン中なので今ならラグビーをお得に視聴できます!
※2019年12月現時点での情報となりますので詳細はホームページにてご確認下さい。
また、加入月での解約は不可となっていますのでご注意下さい。
J SPORTSに興味を持ったという方は↓をクリックすればJSPORTSのページへ移動できます。
また、自宅以外でもラグビーが見たい!という方はJ SPORTSオンデマンドがおススメです。
まとめ
後半の序盤までは競った展開となりましたがフィジカルそしてセットプレーで勝る東海が後半中盤以降、筑波を引き離し筑波3-24東海で東海の勝利となりました。
東海はこれで準決勝へと駒を進めますが、筑波をノートライに抑えた粘り強いディフェンスと丸山選手がコントロールする多彩なアタックで次はどんな試合を見せてくれるかとても楽しみです。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。