けいたろう
2019年12月21日東大阪市花園ラグビー場で行われた大学ラグビー選手権 準々決勝 流通経済大学vs天理大学の試合。
両校共に強力な留学生ランナーがいて、前半から点の取り合いとなる見どころたっぷりの試合となりました!
今回の記事では両校の紹介から試合展開、結果とJ SPORTSなどのラグビーを視聴する方法についてまとめています。
この記事を読めば流通経済大学vs天理大学の試合がどんな展開でどういった結果となったのか、またラグビーを視聴するにはどうすればいいのかがわかるようになってます!
流通経済大学 天理大学 両校の紹介
それではまず両校の紹介です。
流通経済大学ラグビーフットボールクラブ
1965年創部。
過去関東大学ラグビーリーグにおいて2011、2013、2014年の3度の優勝を誇る。
近年では東海大学と大東文化大学との3校で1~3位を争っている一角のひとつ。
OBには先のW杯日本代表の中島イシレリ選手がいる。
愛称はリュウケイ、RKU
今期の関東大学ラグビーリーグ戦では5勝2敗の3位で12大会連続20回目の選手権出場
なお、12月15日に行われた3回戦で帝京大に公式戦で初勝利し、準々決勝へ進出
ここまでの試合についてはこちらの記事をどうぞ
大学ラグビー選手権 帝京vs流経を観戦!熊谷ラグビー場のアクセス・売店情報もあります!
天理大学ラグビー部
1925年創部。
関西大学ラグビーリーグ戦において2016年から2019年まで4連覇を果たしている関西の強豪。
まだ大学選手権では準優勝のみとなっているが今季は大学生ながらサンウルブズにも選ばれたシオサイア・フィフィタを擁し、強力なスクラムを武器に悲願の初優勝を狙う。
OBには先のW杯日本代表の木津悠輔選手がいる。
今季の関西大学ラグビーリーグ戦では7勝0敗の1位で6大会連続28回目の大学選手権出場
つづいてメンバー表です。
大学ラグビー選手権 準々決勝 流通経済大学vs天理大学 試合展開
つづいて試合展開です。
前半
前半、先制したのは天理。
5分、流経ゴールポスト前で出来たラックからボールを受けた13番シオサイア・フィフィタが流経ディフェンスに囲まれながらも振り切ってトライ! 流0-5天
つづく12分に天理は流経ゴール前5mライン左でのラインアウトからゴール前でフォワードがボールをキープすると最後は2番北條がトライ!コンバージョンも決まり 流0-12天 天理の連続トライで点差を広げる
ここからは流経が天理陣でボールをキープ。
すると15分に10mライン右のラックから中央へパスをつなぐと4番タマ・カペネがディフェンスラインを突破し、フォローで走り込んできた2番松田がゴールへ飛び込みトライ!コンバージョンも決まり 流7-12天
つづく19分には天理陣22mライン左で天理のパスをインターセプトした流経は右へボールをつなぎ、15番河野が大きく前進したところで右サイドにいた14番イノケ・ブルアへパス。
イノケ・ブルアがそのまま走り切ってトライ!コンバージョンも決まり 流14-12天 連続トライで流経逆転!
次にトライを奪ったのは天理。
流経陣22mライン左のラインアウトからスロワーの2番北條がリターンを受けて中央へ走り込み、そこへ角度をつけて入ってきた13番シオサイア・フィフィタがディフェンスをかわしてトライ! 流14-17天 天理逆転!
この後は互いに攻め合う時間帯となるが流経は33分、天理ゴール前10m右でのラインアウトで天理が人数を合わせなかった為ペナルティを得ると、クイックスタートからボールを左に回して最後は15番河野が抜け出しトライ!コンバージョンも決まり 流21-17天 流経再逆転!
ここから流経は天理陣深くまで攻め込むがスコアは動かず前半終了!
後半
後半も先手を取ったのは天理。
3分、天理キックオフからのボールにプレッシャーをかけてボールを奪い取り、流経陣でキープすると流経ゴール前左でラックを形成、そこから7番松岡がねじ込みトライ!コンバージョンも決まり 流21-24天 天理再逆転!
しかし、流経もすぐさま取り返す。
8分、センターライン中央でのパス回しで2番松田が大きく前進すると天理ゴール前5mライン中央でのラックから10→15とつなぎ、フォローに入った6番粥塚がゴールへ飛び込みトライ!コンバージョンも決まり 流28-24天 流経が再度逆転!
しかし、ここからは完全に天理ペース。
11分に13番シオサイア・フィフィタがトライ!コンバージョンも決まり 流28-31天
つづく16分にはスクラムを押し込んで6番岡山が押さえトライ! 流28-36天
そして23分には流経陣22mライン中央でのスクラムでペナルティを得ると、ここで天理はショットを選択。ペナルティゴールを10番林田が決め 流28-39天
この後も天理は流経陣でボールをキープ。
25分に14番荒川がトライ!コンバージョンも決まり 流28-46天
33分には12番市川がトライ! 流28-51天 天理が連続トライで突き放す!
ここから流経は天理陣でボールをキープするがはっきりと疲れが見え始めフォローが遅くなり、ゴール前までボールを進める事が出来ない。
そして終了間際の39分、天理はセンターライン右のラインアウトからボールをつなぐと中央から左サイドの23番アントニオ・トゥイアキへ飛ばしパス。
そこからアントニオ・トゥイアキが抜け出し、タックルされながらも20番奥長へオフロードパスでつなぎ、奥長が走り切ってトライ!コンバージョンも決まり 流経28-58天理
コンバージョンを蹴ったところでホーンが鳴り、リスタート後のボールをしっかりキープした天理はなんなく外に蹴りだしてノーサイド!
大学ラグビー選手権 準々決勝 流通経済大学vs天理大学 試合雑感
前半は点の取り合いとなりましたが流経の出足の早いディフェンスとテンポのよいパス回しで流経が関西王者からリードを奪いました。
しかし、後半に入ると中5日での試合という事もあってか徐々に足が止まり始め、帝京戦で大活躍したイノケ・ブルア選手やヴィリアメ・タカヤワ選手などにいい形でボールが入らなくなり、逆に天理のシオサイア・フィフィタ選手にスペースを与えてしまい一気に点差を広げられてしましましたね。
とにかくこの試合はシオサイア・フィフィタ選手がすごさが目立ちました。
スピードに乗った状態では止めるのが非常に難しく、また流経ディフェンスはフィフィタ選手を止める為に2~3人の人数をかけなければならず、そこで空いたスペースをうまく使われてしまってました。
さすが学生ながらサンウルブズに選出されるだけあって大学レベルでは突出したランナーですね。
ラグビーをテレビやネットで見る方法
ここからは私が流経vs天理戦を観戦したJ SPORTSなどのラグビーを視聴する方法について解説していきます。
まず、ラグビーの試合をテレビやインターネットで観戦するには以下の方法があります。
- 地上波・・・NHK、日テレなど
- 衛星放送・・・NHK BS1、J SPORTS、WOWOWなど
- インターネット・・・J SPORTSオンデマンド、WOWOWオンデマンド、DAZNなど
それでは一つずつ解説していきます。
地上波
まずNHKについては早慶戦や早明戦、それから大学ラグビー選手権の準決勝、決勝、日本選手権の決勝など主要な試合のみ放送。
日テレは日本代表戦などの主要な試合を放送。
衛星放送
BS1ではトップリーグの試合を毎週1~2試合程度放送。日本代表戦も放送。
J SPORTSは高校ラグビー、大学ラグビー、トップリーグ、日本代表、スーパーラグビーなど様々なカテゴリーのラグビーを放送。
WOWOWはシックスネーションズやワールドラグビーセブンズシリーズなど海外ラグビーがメイン。
衛星放送 | 月額 |
BS1 | ¥2,230(税込み) |
J SPORTS | ¥2,944(税込み)※1 |
WOWOW | ¥2,530(税込み) |
※1 基本料金+J SPORTS4チャンネル視聴料
インターネット
J SPORTSオンデマンドもWOWOWオンデマンドも基本的には衛星放送と同じ内容のものを放送。
ただし、J SPORTSオンデマンドのみで放送しているものもある(大学ラグビー春季大会など)。
DAZNはトップリーグ開幕戦は全試合放送。それ以降は主要試合のみ。
インターネット | 月額 |
J SPORTSオンデマンド | ¥1,980(税込み)※1 |
WOWOWオンデマンド | ¥2,530(税込み)※2 |
DAZN | ¥1,925(税込み) |
※1ラグビーパック(13歳以上〜25歳以下はU25割で¥980)
※2衛星放送契約者は追加料金なしでオンデマンドも視聴可能
結論から言うとJ SPORTSは国内外の様々なラグビーをカバーしてくれるのでラグビー観るならJ SPORTSがおススメです!
私も当初は「月2~3,000円かぁ・・・」と思っていましたが飲み会1回削れば払える金額なので少ないお小遣い(笑)でも十分やり繰りできています。
今ではラグビーの試合を豊富に揃えているJ SPORTSは私のラグビーLIFEに欠かせない存在になっています!
※放送予定についてはこちらからご確認ください。
なお、加入月は無料で視聴できるキャンペーン中なので今ならラグビーをお得に視聴できます!
※2019年12月現時点での情報となりますので詳細はホームページにてご確認下さい。
また、加入月での解約は不可となっていますのでご注意下さい。
J SPORTSに興味を持ったという方は↓をクリックすればJSPORTSのページへ移動できます。
また、自宅以外でもラグビーが見たい!という方はJ SPORTSオンデマンドがおススメです。
まとめ
前半は点の取り合いとなり、前の試合で帝京を撃破した勢いのまま流経がリードを奪いましたが後半は疲れが見え、一気に突き放されて流通経済大学28-58天理大学で関西王者の貫禄勝ちとなりました。
勝った天理は準決勝へと駒を進め、また一段とレベルの高い相手との勝負となりますのでそこでもこの試合大活躍だったシオサイア・フィフィタ選手がどれだけ暴れられるか注目したいと思います。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。